しごと
2021/09/24
【働き方は生き方だ】転職活動を始める前におさえておきたい基本マナー!自信を持って一歩踏み出そう!
しごと,働き方は、生き方だ
目次
いよいよ転職活動をスタート!気になる求人を見つけたら…企業へ問い合わせ、応募書類を作り、面接へ進む。という流れが一般的ですが、せっかく気になる求人を見つけても、ちょっとした行動で、企業からの印象が良くなったり、逆に悪くなったりしてしまうことがあります…。
今回は転職活動のマナーを勉強していきましょう!
第一関門!電話対応のマナー
気になる求人情報を見かけたら、まずは企業へ問い合わせることからスタートします。インターネットからエントリーして、メールでやり取りするケースもありますが、今回は電話対応のマナーを身に付けていきましょう。
電話をかける前に準備すること
電話は「相手に時間を取ってもらう」ということを意識し、相手の状況を考えて連絡を入れましょう。ホームページで営業時間を確認し、就業開始・終了直前の1時間やお昼休みは避けておきましょう。サービス業の場合も、お客様が多くなりやすいランチタイムや土日を避けるなどの配慮もできると良いでしょう。
電話の前に求人情報や筆記用具、スケジュール帳を用意します。緊張しそうなら、あらかじめ話したい内容をメモしておくと安心です。
電話がつながった場合、つながらなかった場合
電話では自分から名乗り、要件を伝え担当者への取次ぎをお願いします。電話でも声で何となく雰囲気は伝わるもの。明るくハキハキとした話し方を心掛けましょう。
担当者に代わった時にも改めて名前を名乗り、相手も話ができる状況であるか確認してくださいね。
担当者が不在の場合は、こちらからの要件で連絡をしているので、自分からかけ直すようにしましょう。必要に応じて折り返しをお願いする場合は、自分の連絡先と、連絡が取りやすい時間帯があれば、一緒に伝言をお願いしましょう。
留守番電話になったとしても、切らずに自分の名前と簡単に用件を伝え、またかけ直すことを残しましょう。
電話を切る前に確認すること
電話を切る前に、会話の内容で間違いがないか復唱して確認し、お礼を伝えてから電話を切ります。ここで自分から切るのではなく相手が切るのを待つのがベスト。なかなか切らないようであれば先に切っても問題ありませんが、少し間をあけてから電話を切るようにしましょう。
電話で確認すること・しないこと
求人情報だけでは分からない点があり、内容次第で応募の辞退に関わるようなことがあれば、面接前に電話で確認をしましょう。ただ細かい仕事内容や労働条件は、面接やそれ以降に直接確認する方が良いでしょう。
応募書類を作成しよう
応募書類を作成する前に
提出タイミング
転職活動では履歴書のほかに、職務経歴書の提出を求められます。
面接の前に書類選考がある場合、作成・提出するタイミングは早いに越したことはありません。問い合わせを入れてから、あまり日にちがあいてしまうと、「本当に応募の意欲はあるのだろうか」という印象を与えてしまいます。
作成ツール
応募書類は手書きでもパソコンでも構いません。最近はパソコンでの作成が多くなっており、そのまま担当者宛にメールで提出することもあります。
またスマホやブラウザのフォーマットに入力するだけで、応募書類が作れるアプリやサイトもあります。パソコンを持っていなくても作れるのでとても便利なのですが、入力内容によってレイアウトが崩れることもあるので、作成後の確認は必須です。
応募書類の注目ポイント
重視する項目
採用担当者が履歴書で重視する項目は「志望動機」と「自己PR」。そのほかにも、どんな人物か、なぜ当社に応募したか、に注目しています。
職務経歴書では「仕事内容」「仕事への取組み姿勢」「結果やどんな成果を出したか」に注目しています。自分なりの言葉で、どんな経験をして、どんな結果を出し、それをどう活かしていきたいか、が伝わると採用担当者が「会いたい」と思う応募書類になります。
提出前にチェックすること
細かい点ですが
- 誤字、脱字はないか
- 職歴や資格の年月が履歴書と職務経歴書でずれていないか
- 履歴書の写真(スーツ着用が望ましい)は添付しているか
など、ミスがあると「仕事においても細かい点に注意ができないのではないか」と思われてしまいます。
たかが書類、されど書類。作成後もしっかりとチェックをしてみてくださいね。
いよいよ面接へ!
応募書類も準備ができたら、いよいよ面接です!
面接の内容も気になる所ですが、今回は面接官が意外と見ているちょっとしたマナーをお伝えします。
服装・身だしなみ
ポイントは「オシャレと身だしなみは違う」ということ。清潔感があり、面接官の目に印象良く映ることが大切です。ダーク系のスーツ(スカートでもパンツでも可)で、インナーは白シャツが基本。バッグ、時計、靴などの小物も落ち着いたデザインを選びます。
メイク、ヘアスタイル、ネイルも清潔感がある事が必須です。具体的なポイントは以下のサイトをご参照くださいね。
https://mamatomo-lab.jp/column/makeupforinterview/
到着から入室まで
到着時間
遅刻は厳禁!かといって早すぎるのも良くありません。相手にも予定や面接の準備もあるからです。約束時間の10分程前に到着できるようにしましょう。
やむを得ずに遅れそうな場合、必ず約束の時間前に連絡を入れ、到着時間を伝えましょう。
到着後、面接を待つまでの時間
建物に入る前に夏場は汗を拭いて身だしなみチェック、冬はコートなどの上着は脱いで建物に入ります。携帯電話の電源をOFFにすることもお忘れなく。控え室でもスマホは触らず、資料を読むなどして静かに待ちましょう。
面接官が見ているマナー
入室時のマナー
入室するときは3回ノック、返事を待ってから「失礼します」と挨拶をして入ります。
席の横まで進み、明るい声で挨拶をしましょう。着席は面接官から「どうぞ」と指示を受けてから席に座ります。
面接中のマナー
面接官は話す内容だけでなく、立ち振る舞いや言葉遣い、姿勢、コミュニケーションの取り方も見ています。話すときは明るくハッキリとした声で、話が長くならないように簡潔に話しましょう。もちろん敬語は必須です。
話すときの目線は、面接官に向けます。うつむいたりキョロキョロしたりすると、自信が無いという印象を与えてしまいます。緊張すると表情も固くなってしまいがちですが、話をしていない時も口の中で「い」の形を作ると自然と口角が上がります。
退室時のマナー
面接終了後、お礼を伝えて退室します。スマホの電源を入れるのも、上着を着るのも建物を出てからにしましょう。
オンライン面接の場合は?
コロナ渦で一般的になったオンラインでの面接。ここでのマナーも基本的な面接と同じですが、話が途中で途切れないよう事前の通信環境の確認は必須です。無線で難しければ有線につなぎましょう。画面に映った時の顔の明るさや、声の聞こえ具合は事前にテストをしておくことをオススメします。
面接では開始時間の3分程前にログインしておきます。自宅の場合でもスーツを着用し、あまり生活感が丸見えにならないよう、壁の前などシンプルな背景になるよう気をつけてください。
退室時は、企業側に先に切って(退室して)もらうのが基本ですが、企業側がなかなか退室しない場合は、「失礼いたします」と一声かけてから退室しましょう。
最後に
電話、書類、面接…それぞれにマナーや配慮が必要で、こんがらがってしまいそうですよね。
ただ身に付けてしまえば自然と言葉や行動に移せますので、「こんな時はどうするの!?」と迷うときはキャリアコンサルタントに相談して自信を持って転職活動に挑んでくださいね!
※転職活動の詳しいマナーは下のサイトでも学べます。ぜひ読んでみてください。
https://www.crie.co.jp/jobportal/tenshoku-knowhow/flow/
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