皆さんこんにちは。株式会社クリエアナブキ事業推進部BPO営業グループの飯間です。

冬の寒さが少し緩んできましたが、皆さんいかがお過ごしですか?

ちょうどこの時期になると、慣れないスーツを着た就活生を見かけるようになりますが今年は少し少なく感じるのは私だけでしょうか。(2022年3月)

今回のテーマは「オンライン面接で大事な5つのこと」です。ぜひ最後までご一読いただければ幸いです。

そもそもオンライン面接とは?

新型コロナウィルスの影響でオンライン面接を行う会社が増えています。

オンライン面接とは、パソコンやスマートフォンなどのWeb会議システムを利用して、インターネット回線経由で行う選考面接のことです。

新型コロナウィルスの影響で、対面面接の実施が難しいため、オンライン面接のようにネット環境さえあればどこでも面接が行える方法が広まってきました。オンライン面接は面接官だけでなく、求職者にもメリットがあり、「企業への移動時間が無いので日程調整がしやすい」「遠距離の企業にも応募の幅が広がる」などがあげられます。

オンライン面接の難しさ

良いことばかりではありません。画面越しに対話するオンライン面接では、直接会って会話をするよりも、表情や反応をお互いに感じ取りにくくなります。よりコミュニケーションを意識した面接をしなければならないですね。

私も当社の新卒選考に携わっておりますが、ここ数年、1次・2次面接はオンラインで実施しています。

対面面接とは違い、オンライン面接ならではのコツや気をつける点など、いくつか気づきがありましたので5つのポイントにまとめてみました。

面接官にとってオンライン面接で大事な5つのポイント

①事前準備をしっかりと

オンライン面接でまず大事なことは通信環境です。

テレワークなど会社以外から面接官として参加する方も多いと思います。慣れない場所では特にインターネット事情などを事前にチェックし、安定したネットワーク環境を整えておきましょう。

また、普段使っていないオンラインツールを使う際は特に、入念に事前動作確認をすることも大事ですね。

②リアクションはオーバーに

オンライン面接は相手に反応が伝わりにくい傾向があります。緊張している求職者も多いので、特に頷きや笑う等の動作を大きめにすることを意識しています。

逆に求職者も頷きや笑顔を意識して実践している方は印象がとてもよく感じられます。コミュニケーションを取る上でとても大事なポイントですね。

③面接手順の共有はしっかりと

面接官側が複数人の場合は、事前にやり方や手順を共有しておくことをお勧めします。

面接官同士もリモートの場合はコミュニケーションが難しくなる場合があるので、質問する順番や時間、質問内容などは事前に打合せをしておきましょう。打合せ自体も、慣れるためにオンラインで行ってみてはいかがでしょうか。

④適度なアイスブレイクの重要性

対面の面接では応募者の緊張をほぐすために、冒頭に雑談を入れる事も多いかと思います。簡単に答えられる質問をして求職者の緊張を和らげる目的です。

オンライン面接でもアイスブレイクの実施が必要です。開始早々にいきなり質問してしまっては固い面接になる恐れがあります。求職者側に丁寧な印象を持ってもらうためにも、オンライン面接の場合もその場に流れる雰囲気を意識してみましょう。

⑤対面とオンライン面接を使い分ける

オンライン面接と対面面接はそれぞれにメリットとデメリットがありますのでそれぞれの特徴に応じて使い分けることをお勧めします。

例えば、選考初期段階では応募総数を増やすことができるオンライン面接を中心に実施し、最終面接ではお互いに最終確認をする意味合いで、対面面接を実施する。といった使い分けができます。

まとめ

すでにオンライン面接は主流になってきています。

面接の目的は被面接者の性格・意欲や適性、能力を確認するために実施されるものです。

色々な工夫をしながら本来の目的をしっかり確認し、対応していく事がとても大切だと思います。少しでも参考にしていただければ幸いです。

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第7回【面接官のための】オンライン面接で大事な5つのこと