しごと
2021/07/01
人材は「雇用する」から「活用する」の時代に ~中間管理職のつぶやき~
しごと,働くを知る,人事ご担当者向け
目次
皆さんこんにちは。株式会社クリエアナブキ BPO営業グループの飯間です。
今回のコラムは「今後の人材採用・雇用に関する変化」に関して書いてみました。是非最後まで、ご一読いただければ幸いです。
中四国エリアの数多くの企業様より日々、雇用・採用に関して多くのご相談をいただきます。
企業様独自の施策で、企業価値を高める優秀な人材を採用するという点は、どの企業様も同じかと思います。今回は、人材を「雇用」するという選択肢以外に、優秀な人材(経験・知識)を自社に取り入れる方法についてお話いたします。
優秀な人材はどこにいる?
人材獲得競争が激化する中途採用
労働力人口は、2019年の6700万人から2030年には5800万人になると言われています。労働力人口が年々減ってくる中で、今までと同じ採用活動を行っていたのでは優秀な人材を採用することが難しくなると予想されます。
特に、知識や経験を即戦力として採用する「中途採用」では優秀な人材獲得の競争激化がすでに始まっています。
企業戦略の即戦力になる社員を探す
企業が成長していくためには、自社の成長戦略を実際に実行していく企画・戦略型プレイヤーが必要です。その中心になるのが「正社員」や「契約社員」と呼ばれる雇用形態の方々です。
会社の成長とともに、社員採用が必要不可欠であることは今後も変わりがありません。
そのため、雇用の流動化が進んでいる転職市場は、今以上に活発になってくると考えます。
企業の人事部門は、人を見極める部署(受入)から人を探しに行く部署(獲得)へと大きく役割が変わっています。人事に関する戦略=企業戦略といっても決して大げさではないと思います。
優秀な人材が集まる場所は?
では優秀なビジネスパーソンが集まる場所はどこでしょう。
分かりやすい例でいうと、転職サイトや人材紹介会社でしょうか。転職サイトや人材紹介企業には、転職を希望している方々が日々集まっています。
皆さん遅かれ早かれ転職を考えている方々です。転職希望者すべてが優秀な人材とはいかないにしても「優秀」の定義は企業・職種によってさまざまで、まず人事ご担当者が、目を向けるべきところかと思います。
転職市場以外ではどこで探す?
副業解禁の企業が急速に増えています。10人に1人は副業・兼業をしていると言われています。
ここにも実は優秀な方がたくさんいらっしゃいます。現役バリバリの専門職人材や、実際に本業で同業務にあたっている方が、その知識・経験を使って副業先企業で活躍できる事を望んでいます。
副業人材を「活用する」
変化の激しい時代、時流に適応し事業を継続していくためには、ノウハウを持った経験豊富な人材が必要です。
社員採用とは違った方法で、自社事業をさらに戦略的に進化させていくために、副業人材を「活用」する時代がきています。
副業サービス領域
当社は2021年5月に瀬戸内と都市圏をつなぐ副業人材サービス【SETOUCHI CONNECT】をリリースさせていただきました。都市圏の副業人材と企業を結ぶマッチングサービスです。
特に「経営に関する企画・戦略分野に強みを持つ都市圏の副業人材」をご紹介できる強みを持っており、人材紹介や顧問・コンサルと比べて、低額で専門職人材を活用していただくことが可能です。
https://www.crie.co.jp/news/detail/652/
「雇用」と「活用」のバランス
社員採用と副業人材活用のバランスを上手く取りながら、企業の戦略を考えていく時代になっているのではないでしょうか。
弊社では人材紹介や上記の副業人材サービスを提案させていただいています。企業様に対しては活用に関するコンサルティングも行っておりますので、是非お気軽にご相談くださいませ。
特に
- 優秀な人材を採用したいが、転職サイトでは採用できなくなってきた。
- 優秀な人材を採用したいが、コストをかけることができない。
- プロジェクト期間のみ、優秀な人材を採用したい。
- 新しいノウハウを取り入れながら新規事業を進めたい。
上記のようなお困りごとのある企業様は、一度、副業人材をご検討されてみてはいかがでしょうか。
まずはこちらまでお悩みをお聞かせください。
【中間管理職のつぶやき】 第1回:部下との関係構築は「日常の承認」から |