新年あけましておめでとうございます。
クリエアナブキ キャリアコンサルタントの後藤 彰久です。
お正月休みも、成人の日もあっという間に終わり、2018年も本格稼働しはじめましたね。新年最初のコラムは、2018年の転職マーケットの展望をしてみたいと思います。

その前に、少し昨年を振り返ってみますと、昨年は、中国・四国UIターンセンター 梅田オフィスを8月1日に開設させていただきました。オープンからはや半年が経過しました。各線梅田駅から徒歩5分と利便性がよいこともあり、とても多くの方にご来場をいただいております。UIターン転職相談に来られた方は延べ50名以上にのぼり、また、各行政機関職員・企業人事担当者の方々も数多くご来場いただき、さまざまな相談に応じさせていただいています。

東京の中国・四国UIターンセンター 渋谷オフィスともども、利用者の皆さまにご好評をいただき、大変感謝しております。この場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

では、さっそくではありますが、本題に入らせていただきます。

2018年 中国・四国エリアの転職マーケットの展望

有効求人倍率

まずは、当社がメインサポートを行っております、中国(広島・岡山)・四国エリアの有効求人倍率を見ていきたいと思います。

【都道府県別 有効求人倍率】

全国第3位  広島県 1.91倍
全国第6位  岡山県 1.84倍
全国第9位  香川県 1.74倍
全国第22位 愛媛県 1.55倍
全国第26位 徳島県 1.45倍
全国第41位 高知県 1.26倍  (厚生労働省「職業安定業務統計」2017年11月より)

以上のようなデータとなっており、全国でも1.56倍と2017年10月に続いて1974年1月以来の高水準を維持しています。皆さまはどのような感想をお持ちになりましたでしょうか。私は、相対的に高い数値であると少し驚いております。

大都会である東京は2.12倍と全国トップであるものの、大阪は1.68倍(第12位)と、香川より低い倍率となっております。もちろん求人数自体は、香川より大阪が圧倒していますが、求職者と求人のバランスを考えますと、地方での就職、UターンやIターンを考えていらっしゃる方にとっては、大きなチャンスがあると思われます。

景気の動向

加えて、好景気の後押しもあります。

新年早々の大発会にて、東証日経平均が23,500円台を突破しました。これは26年ぶりの高値だそうです。ニューヨークダウも25,000ドルを新年早々に史上最高値を更新しております。
もちろん中国のマーケットも好調に推移しております。株価は将来の景気を占う指標であるため、株価が上がりますと、経営者は、設備投資と合わせて採用を増やして業績拡大を目指す方向に拍車がかかる傾向になると思われます。

内閣府・地方自治体の取り組み

また、政府の後押しもあります。

内閣府事業として、地方創生を戦略的に推進するために各都道府県にプロフェショナル戦略拠点を設置しております。人材紹介会社とタイアップして、主にミドル・シニア層を中心にとした専門性の高い方の地方への移住を支援しております。 

(参考)プロフェッショナル人材戦略ポータルサイト http://www.pro-jinzai.go.jp/

この事業発足以来、プロフェショナル戦略拠点からの求人にて、数多くの方々が地方へのUIターンを成功させていらっしゃいます。クリエアナブキでも、定期的に求人情報および人材情報の交換を行っており、UIターン転職においての重要な取り組みになっています。

さらには、各自治体の後押しもあります。

現在、中国・四国地方の県も移住やUIターン転職支援に注力しています。 弊社においても、広島・岡山・愛媛・徳島の各県、香川県の高松市と連携して、移住や転職の個別相談会を、東京・大阪の都市圏で定期的に開催しています。このような地方への移住を勧める取り組みは、今年も継続・拡大していくと予測されます。

中国・四国UIターンセンターの取り組み

最後には、クリエアナブキのUIターン転職サポートです。

冒頭に申し上げました中国・四国UIターンセンターの東京オフィス、大阪オフィスのいずれにおきましても、毎週定期的に、UIターン転職セミナーや個別転職相談会を開催しております。中国・四国エリアに赴くことなく、東京または大阪で、現地と同じきめ細かい情報を元にご相談をお受けしています。

中国・四国の各エリアのキャリアコンサルタントとともに、ご相談される方のそれぞれのご要望に合せて、「あなたのUIターン転職にちょうどいいおせっかいを」提供させていただきます。

クリエアナブキ しごとポータルからお気軽にご相談をお申し込みいただければ幸いです。
本年も、何卒よろしくお願いいたします。