こんにちは。愛媛エリア担当コンサルタントの小山 靖文です。
私たちコンサルタントは、仕事柄、経営者の方々とお話させていただく機会がよくあります。経営者の皆さんが共通してお話になることがひとつありますので、今回はそのことをお伝えさせていただきます。

経営者が「大切にしていること」とは

 多くの経営者が共通してお話になること、それは「仕事の使命をしっかり持っていること」です。皆さん仕事や会社の使命をはっきりと意識し、行動されています。

ところで、転職活動するにあたり、応募する求人の社会的使命まで検討されている方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。転職を考えたときに、一般的によく検討するのは求人案件の給与水準や休日休暇など、待遇に関する事柄が多いように感じます。

その一方で、経営者の方は「仕事の使命を理解していれば、自ずと今やるべき事を主体的にできる」と考えており、求める人材の理想として「自分で考えて動けること」を望まれている場合が多いです。

働くうえで大切にしたいこと

以前、テレビ番組で、ホスピスで過ごしておいでになる方が、家族や子供に残したい言葉として、印象的なことをおっしゃっていました。その方は、金融系のサラリーマンでした。

「自分は、お金儲けに必死だった。子供には社会貢献を必死でやって欲しい。」 私はこの言葉から、求人をお伝えする際に大事なことを忘れていたことに気づきました。

職業選択をするときに大切なこと、それは「仕事の使命」を理解することではないでしょうか。

求人をご案内するときに給与やお休みなどの待遇について取り上げることが多く、私自身省みる点が多分にあると感じました。

そして、私の「仕事の使命」として、転職してよかったと感じていただけるように、一つひとつの求人についての仕事の使命や役割、責任をしっかり求職者の方にお伝えすることを意識的に取り組んでいこうと、気持ちも新たに決意しました。