Outlook 2007 / 2010 の既定のメッセージ形式は HTML です。

「基本的にテキスト形式のみを使用するから、いつもテキストになるようにしておきたい」とか、
「既定は HTML でよいけれど、宛先によってはテキスト形式にしたい」など、
それぞれ設定を変えたり、都度、切り替えたりしながら利用します。

Outlook 2007 と Outlook 2010 での、既定の設定と作成時の切り替えについて書いておきます。

Step 1. 既定の設定を変更する

■Outlook 2007
1. [ツール] メニューの [オプション] をクリックします。

Outlook201204-001-1.jpg


2. [オプション] ダイアログ ボックスの [メール形式] タブの [このメッセージ形式で作成する] で
既定として設定したい形式を選択し、[OK] をクリックします。

Outlook201204-001-2.jpg

■Outlook 2010

1. [ファイル] タブをクリックし、[オプション] をクリックします。


Outlook201204-001-3.jpg


2. [Outlook のオプション] ダイアログ ボックスの [メール] の
[次の形式でメッセージを作成する] で既定として設定したい形式を選択し、
[OK] をクリックします。


Outlook201204-001-4.jpg


Step 2. 作成時に形式を変更する

■Outlook 2007

メッセージの作成ウィンドウのリボンの [オプション] タブの [形式] グループで
形式をクリックして選択します。

Outlook201204-001-5.jpg


■Outlook 2010

メッセージの作成ウィンドウのリボンの [書式設定] タブの [形式] グループで
形式をクリックして選択します。

Outlook201204-001-6.jpg

 



Outlook 2007 のときに、メッセージの作成ウィンドウの [オプション] タブで設定することに
とても違和感があったのですが、Outlook 2010 では [書式設定] タブにコマンドが配置されました。
個人的には設定時に迷わなくなって助かっています。

メッセージの形式、それぞれの違いは・・・説明はしなくてもよいですよね?
赤字にしたい、太字にしたい、なんていうときには、HTML またはリッチ テキストにしてください。
ただし、受信者の方が HTML だとよろしくない (正しく表示できない、ルールとして利用は控えたい
など) という場合には、テキストにしてください。
迷ったときは、テキストにしておくのが無難でしょう。

石田かのこ