2023年入社
前職 :人材サービス業界
T.Kさん
※インタビューは2025年11月に実施しました。所属とインタビュー内容は当時のものです。
2023年入社
前職 :人材サービス業界
T.Kさん
※インタビューは2025年11月に実施しました。所属とインタビュー内容は当時のものです。
人材紹介営業の仕事は、直接雇用の採用ニーズがある企業から求人を獲得し、求職者とのマッチングを行うことです。営業活動の8割はこちらからのアプローチ。テレアポや企業訪問を通じて新規開拓を行い、残り2割が企業からの問い合わせ対応です。
企業にとって「人材不足」は、事業の成長を左右する大きなテーマだと思います。とはいえ、自社だけで採用を完結しようとすると、募集から選考までにかかる時間や労力、ノウハウ不足、ミスマッチによる早期離職など、見えにくいコストも多くなります。だからこそ、私たちのようなエージェントに「専門家の目線でサポートしてほしい」というニーズがあるのだと思います。
求人をお預かりするときに意識しているのは、単に「人手を埋める」ことではなく、「このポジションに、どんな人が入れば事業が前に進みそうか」を一緒に整理することです。組織の雰囲気やカルチャー、そのポジションに期待している役割まで考え、「企業の魅力」と「リアルな仕事内容」がしっかりと伝わる求人票づくりを心がけています。求人票は、ただ条件を並べたものではなく、「どんな仲間と、どんな未来をつくっていきたいか」を候補者に伝えるための、大切なコミュニケーションツールだと思っています。
印象的だったマッチングは、当時マーケティング系のマネジメント経験がある女性の求職者を担当していた時です。その方の転職支援中、別件で訪問していた企業にその方の経歴を紹介しました。その企業は求人を出していたわけではなかったのですが、ちょうど社内でマーケティング事業を強化していくタイミングで、最終的に入社が決まりました。企業の潜在的なニーズと求職者のキャリアをつなげられた時は、この仕事ならではのやりがいを感じますね。
前職では派遣営業をしていて、営業担当と人選担当が分かれていた時期もあれば、一気通貫でやっていた時期もありました。現在は企業対応から求職者対応まで一気通貫で担当しています。求職者の情報を把握した上で営業活動ができるのは大きなメリットです。ただ、その分一案件にかける時間は大きくなるので、効率面では工夫が必要です。前職との違いは、派遣から転職支援へと少しフィールドが変わったことです。派遣では即戦力の確保や欠員対応など、現場に近い課題解決が中心でしたが、今は転職支援として、より中長期の戦略やキャリアを意識したご提案が増えました。どちらも責任ある仕事ですが、今は「経営課題」と「キャリア選択」という軸をより強く意識して取り組んでいます。
求職者面談では、短い時間で信頼関係を築くことが重要です。心がけているのは、まず相手の話をしっかり聞くこと。こちらの意見を押し付けるのではなく、「何をしていいかわからない」という方にも、ヒントをお伝えできればという気持ちでお話を伺っています。
希望に合わない求人を無理に勧めることは絶対にしません。応募まで至らないケースももちろんありますが、それは否定せず、二人三脚で合う仕事を探していくスタンスです。すぐに求人が見つからなければ、私から新規開拓の営業活動を行って、その方に合うポジションを探しにいくこともあります。支援が終わった後に「一人ではなかなか進められなかったけど、Kさんに相談してよかった」とお礼の連絡をくれたり、直接支店に来て挨拶をしてくれたり、そういう時は本当に嬉しいですね。
取引先企業から「あなただから相談するよ」と言ってもらえる時が、最も信頼されていると感じる瞬間です。そう言ってもらえるのは、普段のコミュニケーションをしっかり取ってきたからだと思いますし、それが次の依頼につながっていきます。
もちろん、人を扱う仕事なので思うようにいかないこともあります。最近では入社が決まっていた方から、直前になって辞退したいと連絡がありました。表向きには前向きな話をしていても、本人の中では気持ちの整理がついていなかったんです。こういう時は、気持ちを切り替えて次に進むしかありません。企業には謝罪し、求職者には「また一緒に頑張りましょう」と声をかけます。自分がどれだけ良いと思っていても、最終的に決めるのは本人ですから。私のできる範囲で、両者に最大限の提案をすることを心掛けています。
私の1日は、朝のメール確認・エントリー対応から始まります。その後、支店メンバーや他部署とのミーティング、企業訪問、求職者面談、求人作成・掲載、翌日の準備という流れです。
支店や他部署との連携も重要で、派遣部門と定期的にミーティングを行い、派遣で登録があった方や案件を共有して、雇用形態の垣根を超えたマッチングができないか話し合っています。また、企業訪問では「人を採りたい」というニーズだけでなく、その背景にある業務量の偏りや組織体制など、構造的な課題までヒアリングするようにしています。紹介の話に見えていても、実は研修で社員のスキルを底上げや、業務そのものを見直した方が良いケースもあります。そうした場合には、派遣や研修、BPOなど、他のサービスも含めた提案をするようにしています。
人材紹介営業は基本的に一人で完結する仕事なので、業務や時間のコントロールも自分次第。効率よく動けるよう計画を立てています。個人の裁量が大きい分、責任もありますが、その分成長も早いと感じています。
この仕事の面白さは、「人の役に立ちながら、自分も成長できる」ことだと思います。人の役に立ちたいという動機はイメージしやすいですが、それが巡り巡って自分のためにもなっているんです。今後は、派遣・研修サービス・海外人材など、クリエアナブキのサービスラインナップをオールマイティに扱える営業コンサルタントとして活動していきたいです。企業の課題解決という意味で、人材紹介だけでなく様々な選択肢を提案できる存在になることが目標です。
この仕事の面白さは、「人の役に立ちながら、自分も成長できる」ことだと思います。人材業界ならではと感じるのは、いろんな人生経験をした人とコミュニケーションが取れること。情報量が無限で、自分が経験していない話を聞くことができます。「こんなにつらい仕事をしてきた人もいるんだ」「いろんな事情があるんだな」と知ることで、テクニックやノウハウというよりも、人間力が磨かれる仕事だと思います。
一緒に働きたいのは、素直な人。この仕事は一人で完結する分、自分で考えて動く力が必要ですが、困った時には助けを求められる素直さも大切です。お互いに助け合いながら、人の役に立つことと自分自身の成長を楽しめる人が、この仕事に向いていると思います。
