Excel 2007 や Excel 2010 でピボットテーブルを作成するとき、
そのピボットテーブルを含むファイルをExcel 2003 で使用することがわかっており、
ファイルの形式を「*.xls」(Excel 97-2003 ブック) で保存する必要があるのなら、
ピボットテーブルは「*.xls」形式のファイル (互換モード) で作成してください。
タイトル バーに [互換モード] と表示されている状態で作成すれば OK です。
互換モードでピボットテーブルを作成すると、ピボットテーブルの領域に青い枠線が表示され、
Excel 2003 と同様にワークシート上にフィールドをドラッグ アンド ドロップで配置できます。
新しいファイル形式 (*.xlsx) で作成してから、「*.xls」(97-2003 ブック) でファイルを
保存しなおした場合、そのファイルに含まれるピボットテーブルは Excel 2003 では
表示はできますが編集ができません。
ヘルプや互換性チェックで確認をすると
「最新のファイル形式で作成されており、以前のバージョンのExcel では機能しません。」と
表現されています。
また、
「以前のバージョンの Excel では、互換モードで作成されたピボットテーブルのみ機能します。」と
表示されています。
これにもう少し言葉を付け加えるとわかりやすいかしら。こんな↓感じに。
「以前のバージョンの Excel では、(ファイルが Excel 97-2003 ブックの形式で、タイトルバーに)
互換モード (と表示されている状態で) で作成されたピボットテーブルのみ機能します。」
当面は、既定のファイル形式を 97-2003 ブックにして Excel 2007 を利用されるユーザーが
多いはずなので、さほど心配しなくてもよいのかもしれませんが、、、
せっかく作ったのに保存したら NG だったという事態は避けたほうがよいと思うので
知っておいてください。
石田かのこ