公開日 2026/06/15
更新日 2026/06/15

インターンシップで採用が決まる?学生から選ばれるプログラムの作り方

コミュニケーション, 採用

目次

採用担当のみなさん、本当にお疲れ様です。採用コンサルティンググループの中島です。

早いもので今年も6月ですね。梅雨入りの季節となりました。
ようやく26年卒新入社員研修・配属も終わり、一息つく間もなくこの時期は内定承諾の期限が近づき、現場もバタバタしている頃でしょう。

さて、そろそろ28年卒インターンシップの実施・開催に向けて活動を本格化させる時期ですが、みなさんの会社では、インターンシップの内容を決める際、「とりあえず説明会でいいかな?」なんてことになっていませんか?

実は今、インターンシップは「単なる職業体験」から「早期選考の入り口」へと、その役割が大きく変わっています。インターンシップの段階で学生に選ばれなければ、その後の選考につながりにくいというのが今のリアルです。

 

インターンシップが「採用の入り口」であるという現実

もともとインターンシップは職業体験の場でしたが、今は完全に早期選考の一部です。学生は就業体験そのものというより、「早期選考のチケットをもらうため」に参加しています。

売り手市場の今、学生はインターンシップの段階で「どの会社を受けるか」をすでに決めてしまっているのです。何より、最近の若者は”タイパ”、”コスパ”を優先する世代です。

大きく新卒採用の流れが変わっています。企業側も「学生を選ぶ」のではなく、「学生から選ばれる」という根本的な意識の転換が急務です。

 

※参照元:パーソル総合研究所 企業インターンシップの効果検証調査

 

情報はネットで十分。学生が求めるのは「体験」

今の学生は、企業情報をネットでいくらでも集めることができます。そのため、「会社説明」や「見学だけ」といった、ありきたりのインターンでは学生の心は動きません。
彼らが求めているのは、その会社で働く具体的なイメージができる「体験」です。

だからこそ、インターンシップは「情報提供の場」ではなく、「この会社でどんな仕事ができるのか」「どんな成長ができるのか」を体験してもらう場でなければなりません。

 

「誰が話すか」で印象は劇的に変わる

ここが重要です。
立派な肩書きの管理職が正論を語っても、学生の心には届きません。 若手社員が自分の言葉で「何に苦労し、どう乗り越えたか」というリアルな体験を話す方が、はるかに親近感が湧きます。

「この人なら話しかけやすそう」

「この人と一緒に働いてみたい」

写真で作られた無理な笑顔は、学生にはすぐに見抜かれますよ。
お客様をご支援する中で、中島自身がその現実を痛感しています。

※参照元:パーソル総合研究所 企業インターンシップの効果検証調査

 

成功の鍵は、ストーリー設計

成功している企業は、インターンシップでの出会いをゴールにしません。
例えば、ある企業では徹底的なロープレ体験を通じて、「厳しいけれど成長できる環境」を学生に体感させています。

また別の企業では、社員との座談会を実施し、学生がリアルな声を聞くことで、会社の雰囲気や働くイメージを持ちやすくしています。

これらはオンライン・オフラインどちらでも設計可能です。

重要なのは「どちらで実施するか」ではなく、「学生にどんな体験をしてもらうか」という目的を明確にすること。オンラインには参加しやすさや情報の伝わりやすさがあり、オフラインには現場の空気感や社員との距離の近さがあります。目的に合わせて手段を選ぶことこそ、インターン設計のポイントです。

大切なのは、「”今”を伝えるのではなく、入社後のキャリアや成長まで含めた長期間のストーリー」を設計し、インターンシップの中で体験してもらうことではないでしょうか。

 

インターンシップ設計チェックリスト

ここまで読んで、「うちのインターンシップはどうだろう?」と思われた方もいるかもしれません。
そこで一度、自社のインターンシップを振り返ってみてください。

【インターンシップ設計チェックリスト】

□学生が体験できる内容になっているか

□会社説明だけで終わっていないか

□その会社で働くイメージが持てるか

□オンライン/オフラインの手段が目的に合っているか

□本選考につながる導線があるか

□参加後のフォローができているか

□「選ぶ側」ではなく「選ばれる側」の意識があるか

 

もしチェックが付かない項目が多いのであれば、今がインターンシップの設計を見直すタイミングかもしれません。

 

まとめ:学生に選ばれるインターンシップを目指して

「集客して終わり」のインターンシップはもう古い。
重要なのは、インターンシップを開催することではなく、その体験をどう本選考につなげるかという視点です。

  • 学生にどんな体験をしてもらうのか。
  • 誰と接してもらうのか。
  • 参加後にどうフォローしていくのか。

こうした一連の流れを設計することで、インターンシップは初めて採用活動として機能します。

もし、「何を体験してもらうべきか」「どのように本選考へつなげるべきか」とお悩みでしたら、一人で抱え込まず、我々と一緒に「採用につながるインターンシップ」の形を考えてみませんか?

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この記事を書いた人

中島 貴雄

クリエアナブキ 採用コンサルティンググループ

四国、中国、関西、東海の拠点で人材ビジネスの営業に従事。 現職は2023年7月から。改めて”学び”の重要性を日々感じながら営業中。

【主な資格】

国家資格キャリアコンサルタント