障がい者雇用における、人材採用・職域提供・定着サポートの3つの課題を、サテライトオフィスという新しいかたちで解決する「ウェル工房」。企業内での就業に働きづらさを感じる障がい者でも安心して継続就業ができる働き方として注目されています。
クリエアナブキの「ウェル工房」では、社員が常駐し、障がい者の方々の就業をサポートしています。ここでは、発芽黒にんにくを使った健康加工食品の製造を行っており、生産された食品は社員の健康促進やノベルティとして活用できます。
今回は、この「ウェル工房」をご利用いただいている、ナカシマプロペラ株式会社 人事部 藤田様、宇都様にインタビューさせていただきました。

お恥ずかしながら、障がい者雇用を強く意識、注力していた訳ではありませんが、障がい者雇用の現状把握や情報収集は常に行っていました。グループ各社で一定数の障がい者雇用は行っていたので、障がいを持つ従業員も自身の状態を維持しながら継続就業できるよう、休暇の取りやすさや従事する業務内容などへの配慮に努めていました。
法定雇用率が上昇する中、CSRの観点からもグループとして新たな取り組みの必要性を感じていました。行政やその受託機関による人材紹介を受けたり、就職面接会へ参加したり、民間の就労移行・定着支援機関への紹介依頼を行ったりしながら、雇用を進めていました。
その中で、マッチングの重要性や就業開始後の周囲によるサポートなどの必要性を再認識し、そういった面の手厚いサポートを受けられるウェル工房を検討しました。
実はスタッフ派遣でお付き合いのあったクリエアナブキの事業として、以前紹介を受けており、当時は新規雇用の予定がなく導入は見合わせていました。社内のアイデアから生まれた事業であること、工房で働くメンバーとの関わり方、所属会社の社員としての意識醸成に注力している点が印象的で記憶に残っていたため、改めて事業に関する説明を受け、工房見学などを経て導入決定に至りました。
当社は岡山県内だけでも複数拠点があり、当社、グループ会社、協力会社それぞれの従業員の方が働いているため、届いた際は食堂に設置し、自由に持ち帰ってもらうなどしています。
また内定式の際には手土産の一つとして配布し、当社の障がい者雇用の取り組みを紹介しました。

朝、夕の電話による始業終業確認、体調不良時などの休みの連絡、メールによるコミュニケーション、工房への訪問、工房メンバーの工場見学の実施、グループ社内報共有など、双方に負担のない範囲で交流を継続しています。
今後は、社内報でウェル工房の取り組みを紹介することも検討しています。
ウェル工房運営スタッフの方の粘り強い関わり方、試行錯誤しながらも信頼関係を築いていく姿から学ぶことは多く、よい刺激になっていると感じます。
また、ウェル工房のメンバーとの交流により、障がい者雇用に対する社内の理解促進に役立っていると思います。

ウェル工房に決定した決め手である、社員としての帰属意識醸成や就労継続のための手厚いサポートなどが非常にありがたく、連携して運営ができていると感じます。
ウェル工房内で日常的なサポートをお願いしていますが、そこで終わらず、問題がある時には共有して一緒に解決に関わらせてもらっています。サテライトオフィスではありますが、「関わり」の面では一体的に進められている点が良いと思っています。
ウェル工房で働くメンバーには、そこでの就労で自信をつけてステップアップし工房を卒業していくのもアリだし、工房内で自分たちのアイデアによる作業改善や新たな製品へのチャレンジなどをするのもアリだと考えています。
当社の障がい者雇用全般についていえば、ウェル工房運営スタッフ(クリエアナブキ)の方々のノウハウに学び、障がいを持つ従業員が自身のもつ力を発揮でき、より働きやすい職場づくりを進め、会社としてのステップアップを目指していきたいと考えています。

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事業内容:船舶機器の開発・製造・販売 他 |
ナカシマプロペラ様では、従前より障がい者雇用に取り組まれており、社内の理解やサポート体制が浸透している中、ダイバーシティ経営を加速させる次の展開として、ウェル工房を導入いただきました。
今後も、企業・障がい者・ウェル工房の関わりを大切に、サポートしてまいります。
ウェル工房のサービス内容については、こちらでご紹介しています。
ご興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
営業時間:平日9:00~18:00
クリエアナブキ 障がい者雇用支援グループ マネージャー
北海道出身。学生時代から東京で過ごす。クリエアナブキ入社後、東京・大阪で人材サービスを長く経験。現在は、香川県在住。広島カープファン。 【主な資格】 2級キャリア・コンサルティング技能士 中小企業診断士