公開日 2023/08/21
更新日 2026/03/11

どうすれば障がい者が職場に定着するか

障がい者雇用

目次

障がい者雇用を取り組むうえで、せっかく入社しても定着が困難な場合も多く「職場定着」は、障がい者を受け入れる企業にとって大きな課題の一つとなっています。定着のための必要な配慮や取り組みを、障がい者本人からのヒヤリングをもとに企業単独で進められれば、みなさん苦労は少ないと思います。

実習やトライアル雇用などでは見えてこなかった障がいの様々な特性が現れたり、生活環境の変化により働くことに対する困難さが急に発生したり、集団の中で浮いた存在になりうる言動が表面化してくる場合があります。はじめは些細な種であるがゆえに問題視せず放っておくことで、障がい者と企業の間に立ちはだかる大きな壁へと変化する可能性があります。

そこで、ぜひおすすめしたいのは、就労支援機関との連携です。当事者と企業の一対一の対応よりも、そこに支援者も加わってトライアングルがうまく機能することで「安定就労」につながる場合が多くあります。

 

障がい者の就労支援機関とは

支援機関には、公的なものや社会福祉法人、NPO法人などがあり障がい者の生活から就労までの様々な種類のサポートを行います。

特に就職活動中や就労後に活用できる支援機関としては、障がい者就業・生活支援センター、障がい者就労支援センター、ハローワーク、就労移行支援事業所、地域障がい者職業センターなどがあります。

 

■障がい者就業・生活支援センター

障がい者の身近な地域において、障がい者の就業面と生活面をサポートする一体的な相談支援を行っています。雇用・保険・福祉・教育等の関係機関と連携し具体的に解決します。

職場定着支援では、障がい者それぞれの特性を踏まえた配慮について、事業所側に助言を行います。

■障がい者就労支援センター

地域で一番身近な市区町村が設置する支援施設です。障がい者の職業相談、職場実習支援、職場定着支援などを行います。職場実習支援では実習を行うとともに、事業者側に障がい者に対する理解を求めながら職場環境の調整を行う支援を行います。

また、職場定着支援では不安や悩みを解消するための相談支援を行い、事業所を訪問して必要な助言や職場環境の改善を働きかけます。

■ハローワーク(公共職業安定所)

就職を希望する障がい者の求職登録を行い、専門職員や職業相談員が相談に応じます。職業探しの手助けを行うと共に必要に応じ公共職業訓練の斡旋を行います。職業紹介においては、トライアル雇用やジョブコーチ支援などの各種支援策も活用します。

また、障がい者を雇用している事業所に対し、雇用管理上の配慮などについて助言し必要に応じて専門機関などに紹介を行っています。

■就労移行支援事業所

「障害者総合支援法」に定められた障がい福祉サービスの一つです。一般企業等で就労を希望する障がい者かつ、就労できる見込みがある人に対して通所で行うサービスで、就労に必要な知識や技術を身につけるための支援や訓練を行い、就職後の職場定着支援も行います。

■地域障がい者職業センター

全都道府県に配置されているセンターで、障がい者に対する専門的なリハビリサービスと事業主への雇用管理に関する相談・支援を行います。

また、配置型ジョブコーチも在籍しており、障がい者が職場になじめるような具体的な支援をするほか、障がい者を雇用する事業主に対しても具体的なノウハウを提供しています。

 

障がい者の安定就労をめざして

私どもの障がい者雇用サテライトオフィス「ウェル工房」は企業様が雇用する障がい者の就労マネジメントを行う立場として、実際に様々な支援機関とも密に連携を取り「安定就労」に取り組んでおります。

定期的に支援機関にフォローしていただき、多角的なサポート体制にすることで、企業も当事者も疲弊することなく長期安定就労をめざしております。

障がい者雇用をお考えの企業様には、ぜひプロの支援を加えたトライアングルの形での「支えあいながら職場定着」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

ご相談だけでも大歓迎!
クリエアナブキが組織の課題を解決します。

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営業時間:平日9:00~18:00

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この記事を書いた人

児玉 幹夫

事業推進部 障がい者雇用支援グループ チームリーダー

クリエアナブキに入社後、行政での就職・採用支援や総合人材サービスの営業を経て、障がい者雇用支援事業を担当。 障がい者雇用サテライトオフィス「ウェル工房」を新規に立ち上げ、現在は事業の拡大と運営業務に従事している。