公開日 2026/10/22
更新日 2026/10/22

今いる社員で、無理なく仕事を回せるように ― ラクに始める身近なDX【Microsoft365・AI活用例付き】―

AI, DX, 研修

目次

日々の業務を回すだけで精いっぱい。
仕事を効率化したいと思っていても、何から始めればよいか分からず、なかなか手をつけられない中小企業は多いのではないでしょうか。

業務改善の方法として「DX」を耳にしても、「なんだか難しそう」「大手企業の話で、うちには関係ない」と感じるかもしれません。しかし、日々の仕事にある身近な「不便」を解消することも、DXの第一歩になります。
この記事では、具体的な困りごとをもとに、デジタルを活用して仕事の手間を減らす方法をご紹介します。

 

社内の「名もなき困りごと」を見つけよう

DXを考える前に、まずは今の仕事の中で、皆さんが「ちょっと面倒だな」「時間がかかるな」と感じていることを書き出してみましょう。特に、少人数で多くの業務をこなしている中小企業では、一つひとつの小さな「手間」が積み重なり、大きな経営課題になっていることがよくあります。

例えば、こんなことに心当たりはありませんか?

 

□ 紙の書類が多すぎて、 過去の資料を探すだけで15分以上かかる

□ 複雑なExcelファイルがあり、修正したくても数式を壊しそうで手をつけられない

□ 「言った、言わない」のトラブルや、電話・メールの確認作業に追われている

□ 同じ内容を、見積書・納品書・管理台帳と何度も手入力している

□ 「あの人がいないと分からない」という属人化した業務が放置されている

 

こうした「困りごと」を見える化することが、改善への第一歩です。まずは「どの作業に時間や手間がかかっているか」を整理し、なくせる作業や、まとめたり、順番を変えたり、もっと簡単にできる作業がないか見直してみましょう。

 

「大きな改革」より、「日々の仕事をラクに」

作業そのものを見直したうえで、デジタルを活用することも、手間を減らす方法の一つです。最初から大きく変える必要はありません。
例えば、以下のようなスモールステップから始めてみてはいかがでしょうか。

  • 紙の申請をフォームに変える
    判子をもらうために席を立ったり、上司が戻るのを待ったりするタイムロスをなくします
  • 連絡をチャットにする
    「お疲れ様です」から始まるメールの挨拶を省き、テンポよく共有します。
  • ファイルをクラウドに置く
    「最新版はどれ?」という迷子をなくし、どこからでも閲覧可能にします。
  • 会議メモを即座に共有
    終わった直後に全員が内容を確認できれば、次のアクションが早くなります。

大切なのは、一度にすべてを変えようとしないことです。まずは1つの部署、あるいは1つの業務で「小さな成功体験」を作ること。「これなら便利だ!」という実感が社内に広がれば、デジタル化への抵抗感は自然と消えていきます。

 

Microsoft 365と生成AIを、日々の業務改善に活かそう

多くの企業で導入されている「Microsoft 365」。ExcelやWordだけでなく、連絡やファイル共有、申請の回収・集計など、日々の仕事に役立つ機能があります。
生成AIも、議事録をまとめたり、メールや手順書のたたき台を作ったりする「賢いアシスタント」として活用できます。AIに100%任せるのではなく、AIが作った「60点のたたき台」を人間が「80点、100点」に仕上げる。この進め方なら、ゼロから文章を考える手間を減らせます。

自社の困りごとに合わせて、どのように活用できるか見てみましょう。

困りごと別に見るMicrosoft 365・生成AIの活用例

現場の困りごと Microsoft 365の機能 生成AIでできること
会議が長い・議事録が大変 Teams 要約、決定事項の整理
書類回収に時間がかかる Forms 回収項目や案内文の作成
資料がバラバラで探せない SharePoint / OneDrive 重要情報の整理、FAQ化
タスクの進捗が見えない Planner / Lists タスクの整理、優先順位づけ
文書作成に時間がかかる Word / Outlook メール、提案書、案内文の下書き

※表が画面に収まらない場合は、横にスクロールしてご覧ください。

 

業務改善のカギは「使える人」と「組織の力」

便利なITツールやAIも、使い方が分からなければ業務改善にはつながりません。大切なのは、それを使う「人」のスキルと、組織全体で活用するための共通ルールです。そこで重要になるのが、「ITリテラシー」の向上です。

ITリテラシーとは、単に「パソコンが触れる」ということではなく、「デジタルツールを使って、安全に、効率よく業務を進める力」のこと。この力を全社員で底上げするために有効なのが、体系的なIT研修です。当社の提供するIT研修では、単に操作方法を教えるだけでなく、「自社の業務のどこに使えるか」をセットで考えていきます。

  • 基礎から底上げ
    Microsoft 365の基本操作を学び、「自分でもできる」という自信を持ってもらいます。
  • ルールの統一
    「チャットの返信ルール」や「ファイルの保存場所」など、全員が迷わないための共通ルールをその場で決めていきます。
  • AIとの付き合い方
    生成AIを安全に使うための注意点や、業務をラクにするための「コツ(プロンプト)」を実践形式で学びます。

このように、研修を通じて「みんなで同じスタートラインに立つ」ことで、一部の人だけが頑張る状態から脱却し、会社全体でデジタル化のメリットを享受できるようになり、「共通のルール」と「自信」を作ることができます。デジタル化は「IT担当者の仕事」ではなく、「全員で今の仕事を楽にするためのチーム戦」なのです。

 

あなたの会社の「ちょうどいいDX」を一緒に

DXで大切なのは、デジタルという道具を使って、皆さんの会社の「本来の強み」をもっと引き出し、日々の仕事や会社の仕組みをより良くしていくことです。
「今より少しだけ、残業が減る」「ミスが減って、みんなが笑顔で働ける」「新しい挑戦をする時間が増える」。そんな当たり前で、大切な変化を起こすための手段です。

「何から始めたらいいか分からない」「うちの社員に使いこなせるだろうか」といった不安をお持ちの方もご安心ください。クリエアナブキでは、現状を可視化する「デジタル診断」や、初心者向けの「Microsoft 365・生成AI基礎講座」など、現場に寄り添ったサポートを行っています。

まずは、お悩みをお聞かせください。あなたの会社に合った「ちょうどいいデジタル化」を、一緒に見つけていきましょう。

ご相談だけでも大歓迎!
クリエアナブキが組織の課題を解決します。

0120-26-7676

営業時間:平日9:00~18:00

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この記事を書いた人

西村 育美

教育研修営業チーム

2024年クリエアナブキ入社。前職での研修業務の経験を活かし、現在は企業向け研修の提案・運営をサポート。IT人材育成にも携わり、デジタルに苦手意識がある方にも「意外と難しくない」「自分にもできそう」と感じてもらえる学びを届けたいと考えている。 研修チームでは年間100本以上の研修を実施し、企業の研修担当者への丁寧なヒアリングを通じて、お客様自身も気づいていない課題を引き出すことを大切にしている。