クリスマスの時期のイベントで使った PowerPoint のスライドで星の図形がキラキラと動くようにしていたのです。
本題はほかにあったのだけれど、そのスライドのキラキラをどうやっているのか教えてほしいという質問のほうが多かったので、そのときに設定したアニメーションについてご紹介します。
ちなみに星は画像でも図形でもよいのですが、今回はサイズと色が少しずつ違う図形を 5 つ描画して用意しました。
- 図形をすべて選択して、強調アニメーションの「パルス」を設定します。
- [アニメーション ウィンドウ] ですべてのアニメーションを選択 (1 つ目を選択して [Shift] を押しながら最後のアニメーションをクリック) して右クリックし、[効果のオプション] をクリックします。
- 表示されるダイアログ ボックスの [タイミング] タブの [繰り返し] で (スライド ショーの実行中に) [次のクリック (をする) まで] と設定して [OK] をクリックします。
- [アニメーション ウィンドウ] で個々のアニメーションを選択して、リボンの [アニメーション] タブの [タイミング] グループの [継続時間] を調整します。
「00.50」と短めに設定するアニメーションもあれば、「00.75」や「01.00」など長めにするアニメーションもある、というようにするとバラツキがでて順番にキラキラさせられます。 - [アニメーション ウィンドウ] で個々のアニメーションを選択して、リボンの [アニメーション] タブの [タイミング] グループの [遅延] を調整します。
開始するタイミングも少しずらすと、より自然な動きになります。 - こんな感じで継続時間と遅延をバラバラに設定してスライド ショーを実行します。
スライド ショーで確認してから、継続時間などを調整してみてください。
イベントが始まるまで投影していたタイトル スライドに乗せていました。さぁ はじめよう というときにスライドをクリックするとキラキラが止まって次のスライドに移動する、という流れです。
星に限りませんが、強調アニメーションを上手に使うとアニメーションのバリエーションが増えてリッチな動きを出すことができます。
石田 かのこ