Word では 1 ページに文字列が入りきらなくなると、自動的に次のページを用意してくれます。しかし、文章の途中でページが変わってしまうと見た目がよくなかったり、読みにくい文章になってしまったりします。

そんなとき [Enter] キーを何度も押して段落を増やして文章の始まりを次のページへ移動させていませんか?

「ここからは新しいページに表示したい」というようなときには、改ページを挿入しましょう。

[編集記号の表示 / 非表示] はオンにしておいたほうが、改ページを挿入した位置を確認しやすいです。

①改ページを挿入する位置にカーソルをおいて、[Ctrl] + [Enter] を実行します

②(スクロールして、[Ctrl] + [Enter] を実行した位置を確認すると) 改ページが挿入されていることを確認できます。

③改ページを挿入した位置の後ろの内容が次のページから開始されます。

リボンのコマンドで改ページを挿入するには、改ページを挿入する位置にカーソルをおいて、[レイアウト] タブの [ページ設定] グループの [区切り] の [改ページ] を使うか、[挿入] タブの [ページ] グループの [ページ区切り] を使います。

リボンの [挿入] タブの [ページ] グループの [空白のページ] の場合は、カーソルの位置に 1 ページ挿入され、改ページも追加されます。


ショートカット キーはずっと変わらずに使えています。リボンなどの UI は変わる可能性もあるし、入力作業をしながら適宜改ページできたほうが良いと思うので、ぜひショートカット キーをお使いください。

石田 かのこ