地域の「人」が幸せであってほしい
生まれも育ちも香川県、大学も地元の香川大学に進みました。専攻は「経済学部地域社会システム学科」。四国を盛り上げるために経済の観点から何ができるかに興味があったので、就活も地元貢献ができる会社に絞って行い、説明会で社員がいきいきと輝いていたクリエアナブキに入社を決めました。当時から、香川県に住んでいる自分や家族・子供たちの未来を幸せにできる仕事ができればいいなという漠然とした思いがありました。
とはいえ学生時代は学びよりも遊び中心。バイトは始めたり辞めたりの繰り返し…、我ながらほんと無責任な学生でした。そんな私も仕事を始めて我慢強くなり、今は「責任感」が自分の1番の売りになっています(笑)。入社してから8年間は大阪で人材派遣の営業をしていたのですが、人材業界の大手がしのぎを削る都会では会社の名前など一切通用しません。会社名ではなく「飯間」という人間を売り込むことに必死だったので、社会人としての礎がこの時期に生まれ、成長できたように思います。人材ビジネスは良くも悪くも「人」に影響されます。最初は自分では直接解決できない問題が起こってしまうことに大きな戸惑いを感じていましたが、テクニカルな解決方法に頼るのではなく、目の前の「スタッフ」や「企業担当者」に対して自分がどう向き合うかを考え行動することで自然と問題を乗り越えてきたように思います。自分がどういう「人」でありたいかを考える日々を過ごしてきました。
仕事とは「人に喜んでもらうこと」
新卒で入社した社員に「仕事とは何?」って最初に聞くんですけど、たいてい「お金を稼ぐこと」「生きていく上で必要なこと」などの答えが返ってきます。もちろん、それも正解かと思いますが、私にとって仕事は「人に喜んでもらうこと」。極めてシンプルです。どんな仕事でも「ありがとう」とお客様から伝えられた時のうれしさが仕事に対するエネルギーの源になってきました。私自身も誰かに何かをしてもらったときは「ありがとう、助かったよ」ときちんと伝えるように心がけています。
営業・総務・事務・販売・工場・軽作業…どの仕事もすべてその先にはお客様がいます。社内、社外問わず、その方に喜んでもらえるかどうかを常に意識して仕事をしていますし、若手社員たちにも伝えています。今はメンバーが理解し、実践してくれているのがとても嬉しく思っています。
マネージャーになってからは「承認」という事を常に意識していますね。簡単にいうと「いいね!」。ほめることや叱ることも特別な場面では当然、必要ですが、その土台には普段から「承認」をメンバーに伝えていく事が重要だと信じ、実践しています。メンバーの心の状態がマイナスでは、チームにとっても会社にとっても長期的にはプラスの結果にはなりません。社員が本気で楽しいと思える会社であることが大事だと考えております。
ママのための新しい働き方「ママスクエア」を中四国に広めていく
新規事業としてスタートしたママスクエア事業を担当しました。ママスクエア事業では働きたくても働けないママたちの保活と就活を一気に解決できる託児機能付きワーキングスペース、ママスクエアを運営しています。2018年12月に「クリエ×ママスクエア高松」をオープンし、働き始めた多くのスタッフの方々から「こんなところがあって良かった」「こういうのを待ってました」というお声を頂く中で、この事業に関われて本当によかったなと心から思っています。2020年10月には愛媛県松山市にも「ママスクエア」をOPENして参りました。今後も中四国エリアに託児機能付きワーキングスペースでの働き方を更に広めていきたいですね。
一方で大変な点ももちろんあります。ママスクエアの業務はすべて請負事業ですので、工数管理や業務計算などは非常に労力がかかります。ただ、働くみなさんに喜んでもらえるので大変なこともできますし、やりがいもあります。一緒に働くメンバーが常に私に「承認」をくれる人なので、メンバーにもとても恵まれていると思います。
働き方選択を超えて生き方選択のパートナーに
クリエアナブキで仕事をしていく中で、我々は求職者の方々に「働き方」の提供ではなく「生き方」を提供しているんだという事を強く認識するようになりました。より強く社会貢献や地域貢献を意識するようになったのは5年ほど前からでしょうか。会社のミッションを自分自身で強く意識するようになってからは業務が大変でも他人のせいにしないし、仕事に対する向き合い方もぶれなくなりました。
10年後・20年後のクリエアナブキをイメージし、CS・ES満点企業になるために貢献することが今の私の夢です。そのためには常に自分に与えられた役割よりも少し上の仕事ができるように意識して仕事をすることが大事だと考えています。新しく入社したメンバーにはクリエアナブキのフィールドで様々なことを経験してもらいたいです。
就活中のみなさんは、自分がどういう生き方をしたいか、どういう人になりたいかを考えて、それが実現できそうな企業と巡り合ってくださいね!