20代の転職キャリア戦略

初めての転職、キャリアチェンジも可能!
客観的な視点を大切に
20代の転職者の特徴は、なんと言っても「転職は初めて」であるということです。
「入社前に想像していた仕事と違う」「もっと別な仕事で自分の可能性を試したい」など、やりたい仕事を求めたり、「会社の成長性に不安がある」「給料や、残業・休日に不満がある」など、将来の不安や現状の不満から転職を考えるケースがあります。まだ上司や先輩の指示も多く、自分ひとりに仕事を任せてもらえなかったり、休みや仕事量の調整をしづらかったり、若手ならではの悩みから転職を考えることも多いようです。
この年代での転職は、現状が理想と一致しないはなぜなのか、就活のときの業界研究や自分の適性診断などを見直したり、情報収集をしっかりすることが大切です。その人のもつ可能性(ポテンシャル)や熱意に期待して採用されることも多いので、未経験の業種や職種にキャリアチェンジできるチャンスもたくさんあります。
一時的な感情を抑えて、転職すべきかどうか、どのような転職をするのか、客観的に判断しましょう。
転職を成功させるキーワード
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可能性(ポテンシャル)
基礎学力や潜在能力・素質、
過去よりも未来に対しての姿勢 -
熱意
自ら主体性をもって進む能力、
何事にも前向きに取り組む意思 -
素直さ
すばやく環境に慣れる順応性、
新しい組織で謙虚に学ぶ姿勢 -
ビジネスマナー
社会人経験があり、基本的な
ビジネスマナーを心得ていること
短期間で戦力となる人材であることをアピール
新卒採用と中途採用の違い
新卒採用と中途採用は、なにが違うのでしょうか。
新卒採用は、選考時期もある程度決められた範囲で、一斉に会社説明会が開催されるなど、学生から初めて社会人になる人に向けて、一定のスケジュールが準備されています。採用基準も、適性や意欲などその人の持ち味や可能性重視のことが多いです。
対して中途採用は、募集や選考の時期はまちまちで、企業が必要とする人材を必要とする時期に募集・採用します。適性や意欲などの資質・可能性に加え、これまでの経験やスキル・知識も採用基準に適しているか、総合的に判断されます。
中途採用者は基本的なビジネスマナーや業務上のスキルが身についているので、企業にとってもありがたい存在です。
新卒採用

- 一括募集・一括採用
- 同時期に就職活動をする仲間がいる
- 人物重視(将来性)
中途採用

- 不定期募集・不定期採用
- 自分ひとりで活動する
- 人物(将来性)+経験
※一般的なケースです